第238章

丹羽光世は、あまりにも派手にやりすぎた。

彼のXは滅多に更新されない。これまでの投稿は、今回でようやく二つ目。ひとつ前なんて、何年も前のものだった。

杖をつき、顔を隠すようになる前の丹羽光世は国民的アイドルだった。登録したその夜だけでフォロワーは一気に千万単位へ跳ね上がった。

偽装の足を引きずり始めてからは離れたファンも多かったが、少し前に素顔で表に出ると人気は再燃し、フォロワーは1億に届きそうな勢いまで膨れ上がった。

普段が静かなだけに、たった一回の投稿で世間は爆発する。

これで丹羽光世は五度目の結婚になる。だが、結婚証明書を晒したのは今回が初めてだった。

無数の少女の夢が砕け...

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